男のカットはこう変わった!昭和→平成→令和スタイル進化図鑑【その1:昭和】
- kazuki funato
- 5月30日
- 読了時間: 2分

◆ 昭和時代(1926〜1989)
昭和30年代(1955〜1964)
七三分け(しちさんわけ)
【特徴】:髪を左右7:3に分けて整える、フォーマルな髪型
【具体例】:サラリーマン、学生、警察官などに多く見られた
【背景】:戦後の復興と共に「真面目・清潔感」が重視された
2. 昭和40〜50年代(1965〜1979)
アイビーカット(IVYカット)
【特徴】:短めのサイド、軽く刈り上げた襟足、前髪をナチュラルに流す
【具体例】:アイビールック(トラッドスタイル)に合わせた髪型。
【背景】:学生運動や文化開放により、アメリカ文化の影響を受けた。
パンチパーマ
【特徴】:髪全体に細かく強いウェーブをかけるスタイル
【具体例】:ヤクザ、職人、演歌歌手などに人気(例:北島三郎)
【背景】:男らしさ、威圧感、職人気質の象徴として流行
昭和時代の男性のヘアスタイルは、「規律」と「清潔感」が重視された時代を反映していました。七三分けに代表される整った髪型は、戦後の復興期における真面目で誠実な男性像を象徴し、多くのサラリーマンや学生の間で定番となりました。その後、アイビーカットが登場し、アメリカの影響を受けた若者文化が広がる中で、ファッションとの結びつきが強まりました。また、パンチパーマのような個性派スタイルも職人や演歌歌手などに根強い人気を持ち、昭和はまさに「伝統」と「変化」が混在する多様な髪型の時代だったと言えます。
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